-難病のミュージシャン-
くまぷう文庫
面白くてタメになる話2
難病「多発性硬化症」のミュージシャン『くまぷう』が
どんな最悪の状況からでも幸せになれる秘訣を
面白い話で判り易くあなたに伝えます
さて、唐突ですが「幸せ」って何でしょう?
五体満足である事でしょうか?健康でいる事でしょうか?
お金がたくさんある事でしょうか?
有名大学を出て大企業で偉くなる事でしょうか?
それとも…?
くまぷうは17歳の時から難病「多発性硬化症」による重度の肢体不自由の障害を抱えています。
この病気は自分の免疫が中枢神経を攻撃する病気で治療法はなく、
特定疾患(法定難病)に指定されています。そのため、学校に通う事も出来ずにいました。
病床で勉強しIT技術者として働き始めましたが、
病気の悪化で完全に寝たきりとなり、ほどなく解雇され失業しました。破産も経験しました。
そんな中でも結婚も2回しましたが、どちらも失敗。
子宝にも恵まれましたが、不慮の事故で亡くなりました。
現在でもくまぷうを取り巻く環境はそれほど変わってはいません。
さて、このくまぷうの状況は「不幸」でしょうか?
幸せの定義は人それぞれ違いますし、それぞれが正しいと言えるのでしょうが、
くまぷうの尺度から言えば、「くまぷうは幸せである」と胸を張って断言できます。
それは強いからとか、特別だからではありません。
くまぷうはどちらかと言えば頭も悪く、面倒くさがりで、優柔不断で、根性無しです。
では、どうして幸せと言えるのか。
今回「面白くタメになる話2」では、さらに突っ込んで、
幸せになる秘訣についてお話をさせて頂こうと思い、筆を執りました。
重度の障害を抱えた難病患者が、心から幸せを感じて生きているのです。
どうしてそんな事が可能なのか、
その秘訣を少しでも多くの方々と共有したいと思っています。
ぜひ、本書を何度も読み、実践して頂けると幸いです。